先週の土曜・日曜を使って、 日本三霊山のひとつ 白山(標高2,702m) に登ってきました。
今回は 別当出合 → 砂防新道 → 室堂(炊事棟泊) → 御前峰 → 観光新道で下山 の二日間。 白山は森、高山帯、台地、山頂の静けさ……歩くほどに表情が変わる山で、 今回もその魅力をたっぷり味わえた山旅でした。

別当出合からスタート|森の匂いが濃くなる登山道
朝の別当出合はひんやりしていて、 橋を渡るとすぐに深い森の中へ。
砂防新道は歩きやすい道が続き、 木々の間から差し込む光が柔らかくて気持ちいい。 標高を上げるにつれて、 森の匂いが少しずつ変わっていくのが白山らしい。
中飯場で小休憩をして、 身体が温まったところで再び歩き出す。
高山帯へ|視界が開けて、白山らしい大きな斜面が広がる
甚之助避難小屋を過ぎると、 周囲の雰囲気が一気に変わります。
木々が低くなり、 視界が広がって、 白山の大きな斜面が見えてくる。
風が通りやすくなって、 森の中とは違う、 高山らしい乾いた空気が心地よかった。
室堂へ|美味しいご飯と、色づく夕焼け
室堂に着くと、 白山の広い台地が目の前に広がります。
今回は 室堂の炊事棟に泊まりました。 ここでは、小屋の中で火を使える場所がありそこでご飯を作って食べれる建物でした。
夜ご飯は炊事棟で 米を炊いて、焼き肉。 山の上で食べる焼き肉は格別で、 湯気と肉の匂いがふわっと広がって、 疲れた身体に染みるような夕食だった。
今回、ご飯の時に使ったギアがこれ↓
プリムス シングルバーナー ウルトラバーナー P-153 PRIMUS 価格:6780円 |
小さくて軽いのに、火力抜群で標高の高いところでもストレスなく使えます。
そしてこの日は、 夕焼けが本当にきれいだった。
空がゆっくりと赤く染まり、 雲の端がオレンジに光り、 白山の台地全体が柔らかい色に包まれる。
その夕焼けの中に、 たくさんの高山植物が咲いていて、花が夕日に照らされて本当に綺麗だった。 白山は花の山と言われるけれど、 夕焼けの光に照らされた花は、 昼間とはまったく違う表情を見せてくれる。
御前峰へ|朝の澄んだ空気と、広がる北アルプス
翌朝、室堂から御前峰へ向かうと、 空気が驚くほど澄んでいて、 一歩進むごとに景色が変わっていく。
山頂に着くと、 そこには 北アルプス、乗鞍岳、御嶽山がしっかり見える大展望。
遠くの山々が重なって見えて、 白山が“山の上に立つ山”だということを実感する。
風は冷たいけれど心地よく、 しばらくその場に立っていたくなるような時間だった。
下山|観光新道は“道幅が狭い・すれ違い注意・急斜面あり”
下山は砂防新道ではなく、 観光新道を使って別当出合へ戻りました。
観光新道は砂防新道と比べて、 登山道の幅が狭く、すれ違いのポイントに少し気を使う道。
木々の間を縫うように進む場所が多く、 人とすれ違うときは立ち位置を選ぶ必要がありました。
さらに、 ところどころに 急斜面の下り があって、 足の置き場を丁寧に選びながら進む場面も。
砂防新道が“歩きやすい登山道”だとしたら、 観光新道は“山らしい登山道”。 景色は良いけれど、 下りは少し慎重に歩くのがちょうどよかった。
森へ戻っていくにつれて、 空気が少しずつ湿り気を帯びて、 木々の匂いが濃くなっていく。
最後の橋を渡ると、 旅がひと区切りついたような気持ちになった。
まとめ
今回の白山(別当出合 → 砂防新道 → 室堂炊事棟泊 → 御前峰 → 観光新道下山)という工程でした。
歩いていて感じたのは、 白山は全体的に登山道がとてもよく整備されていて、安心して歩ける山だということ。 砂防新道はもちろん、観光新道も細い場所や急斜面こそあるものの、 道そのものは丁寧に手が入っていて、山への愛情が伝わってくるようでした。
そして何より、 本当にたくさんの種類の高山植物が咲いていて、どれも綺麗だった。 夕焼けに照らされる花、朝の光の中で揺れる花、 白山の花は一つひとつが主役のようで、 歩くたびに足を止めたくなるほど。
また季節を変えて歩きたくなる、 そんな魅力が詰まった山でした。
白山を登られる方の参考になれば幸いです。

自然の中で、遊べるように。
