【登山記録】飯豊山でテント泊

登山

7月にテント泊で飯豊山に行ってきましたので登山記録を紹介します。


本記事はこんな方にお勧めです。
・飯豊山に登ってみたいけど、コースタイムや装備について知りたい方
・飯豊山の登山を考えている方で、参考となる登山記録を探している方
・7月の東北の山の様子が知りたい方

多くの方に参考にしていただけると嬉しいです。

御沢登山口から飯豊本山のルート

日本の名山、飯豊山はその雄大な自然と美しい景色で多くの登山者を魅了しています。特に御沢登山口から本山小屋のテント場へのルートは、初心者から経験者まで幅広い層に親しまれています。今回はこのルートについて詳しくご紹介します。

ルート   : 御沢登山口 ~ 飯豊本山 ~ 本山小屋(テント泊)~ 御沢登山口
コースタイム: 約13時間 ※山と高原地図より
累積標高  : 約2,170m
季節    : 夏から秋にかけてが最適

登山計画と当日の様子

1日目:御沢登山口から本山小屋へ。テント設営後、飯豊本山へ行ってテントに戻ってくる。
2日目:本山小屋から御沢登山口へ

1. 登山口までのアクセス

まずは御沢登山口までのアクセスです。御沢登山口は車でのアクセスがしやすく、駐車場も完備されています。Googleマップで「御沢登山口」と入力すれば、案内してくれます。公共交通機関を利用する場合、近隣の駅からのタクシーやバスを利用することができます。

2. 御沢登山口から出発

早朝に登山口を出発しましょう。私たちは4時に登山開始しました。登山口からしばらくは比較的緩やかな登りが続きます。木々が生い茂るこのエリアでは、美しい自然と鳥のさえずりを楽しむことができます。

3. 中間地点:三国小屋

約3時間ほど樹林帯を歩くと尾根に出ます。そこから剣ヶ峰までが細い尾根の岩稜帯が続きますが足元はしっかりしています。岩稜帯をしばらく歩くと三国小屋に到着します。ここで少し休憩を取り水分補給をしました。無理のないペースで進むことを心掛けるとよいかと思います。

4. 稜線歩き

三国小屋から先はアップダウンの稜線を進みます。ニッコウキスゲやシャクナゲが咲いていて、癒されます。アップダウンの樹林帯の尾根を進んでいくと、遠くの方に雪渓をまとった飯豊本山が見えてきます。この景色は努力の甲斐がある瞬間です。その先に2つ目の山小屋、切合小屋が見えてきます。切合小屋を過ぎると登山道にも徐々に雪が出てきます。一部雪渓を渡りましたが、気温が高いため雪は十分に緩んでいて、アイゼンなどは必要ありませんでした。

5. 本山小屋へ

切合小屋からは美しい稜線のアップダウンが続きます。一度大きく下った先に、お地蔵様があり、そこから最後の急登を登っていきます。急登を登り切ると本山小屋のテント場が現れます。小屋手前にはテント場が広がっており、ここで1泊します。時間は10時。早速テントを張り、のんびりとおひるごはんをいただきました。

6. 飯豊山へ。そしてテント泊

13時ころになり、飯豊山の山頂に向かいます。本山小屋の横を通り抜け、美しいお花畑広がる稜線を20分ほど歩くと、飯豊山の山頂が現れます。その先には、飯豊連峰の稜線がどこまでも続き、ひだりには大日岳もみえました。素晴らしい山脈です。山頂を満喫し、そのまま小屋でテントの受付を済ませてテントに戻りました。この日はそこまで天気を期待していませんでしたが、飯豊山頂に沈む夕日が素晴らしかったです。17時から夕食。今日はベーコンとなすのトマトスープとごはん。ゆっくり夕食を済ませ19時には就寝しました。

2日目:下山

1. 早朝の景色を楽しむ

早朝に目を覚まし、日の出を楽しむのもがテント泊の楽しみの1つ。本山小屋からは美しい日の出を望むことができます。

2. 下山開始

朝食を済ませたら、荷物を整え下山を開始します。登りで通ったルートを逆にたどりながら、再び御沢登山口へ向かいます。朝日に照らされる稜線は素晴らしく、何度も立ち止まっては景色を眺めていました。

3. 無事下山

三国小屋からの下りがとても長く感じました。無事に御沢登山口に到着して、達成感とともに、大自然のすばらしさを感じた山旅でした。

持ち物と注意点

注意点

天候チェック: 山の天候は変わりやすいので、事前に天候をチェックしましょう。
体力管理  : 飯豊山は山深いので、無理をせず、自分のペースで楽しみましょう。

持ち物リスト

– テント一式、寝袋、マット

‐ レイン上下

– 防寒具(ダウン1枚)

– 鍋1つ、ガス、食糧

– ヘッドランプ

– 地図、コンパス

– スマートフォン

– 医薬品、救急セット

‐ サングラス等

最後に

御沢登山口から本山小屋のテント場までのルートは、山の自然美を存分に楽しめるコースです。安全第一で登山を楽しんでください。山深い飯豊山、一度行くと虜になる魅力がありました。次回はぜひ飯豊全山縦走がやってみたいです

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