メガネで快適にスキー・スノーボードをする方法

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スキーやスノーボードの予定があるのに、眼の調子が悪くてコンタクトが入れられない。という事態に陥ったかたもいらっしゃるのではないでしょうか?スノーボードをするときに非常に大事になる視界。視界が遮られるとパフォーマンスは半減です。快適な視野を確保してスノーボードを楽しみたいですよね。

この記事はこんな方におすすめ
・眼鏡でスキー・スノーボードができる方法を知りたい方
・眼鏡対応ゴーグルを探しているけど、いいものが見つからない方
・突然目の調子が悪くなってしまって、困っている方

Lilaは視力がとても悪く、メガネやコンタクトなしでは活動ができません。でも眼の調子が悪くなりやすく、コンタクトNGになることも多々。これまで何度も、コンタクトが使えない状況でもアウトドアを楽しんできた経験をもつLilaが、メガネでアウトドアを楽しむ方法をお伝えします。アウトドアを楽しむ人にとって、コンタクトが入れられない状況は非常にピンチ!ぜひ、最後までご覧ください。

メガネとコンタクトの使い分け

初めに私のアイ事情ですが、私は子供のころから視力が弱く矯正器具なしでは生活できません。日常生活はもとより、スノーボードや登山といった視界が超重要なスポーツなどは矯正器具なしでは全く歯が立ちません。レーシックやICLといった視力矯正手術も身体の事情により受けることができません。

そのため、平日の仕事の時はメガネをメインに使っています。スポーツをするときに1Dayのソフトコンタクトレンズを使います。休日は全てアウトドアに出かけているのと、週に1回程度ですが平日夜に少しハードなスポーツをする機会があるので、ざっくり週に3回は使い捨てのコンタクトを使うというイメージです。

以前は、ハードコンタクトレンズを使っていたのですが、登山に出掛けた際に、山の上でコンタクトが岩と岩の間に落ちてしまい、非常に困った経験があります。ハードコンタクトレンズは素材がガラスですし、使い捨てではありません。非常に高価なコンタクトレンズを山の上で落としてしまい、スペアのレンズも持ち合わせていないという絶望的な経験をしてから、スポーツするときは1Dayの使い捨てソフトコンタクトレンズを使うようになりました。

ハードレンズよりも視力は出ませんが、様々なリスクを考えた結果、今はこの選択がベストだと思っています。

誰にでも起こりうる目のトラブル

重症ではないにしても角膜に傷がついて、コンタクトが入れられなくなるといった経験はありませんか?目のトラブルでコンタクトが使えないという状況になったことは少なからず皆さんあるのではないでしょうか。

日常生活であれば眼鏡で生活すればよいので問題ありませんが、スポーツをするとなると話が変わってきます。眼鏡で実施することが危険だったり、快適性が大幅に損なわれたり、パフォーマンスが大きく低下することも考えられます。スポーツを日常的に行っている人にとっては、眼のトラブルには頭を悩ませるのではないかと思います。私も何年も眼のトラブルに悩まされ、そのたびに解決方法を考え、トライしてきました。

メガネでスキー・スノーボードをする具体的な方法

メガネでもスキー・スノーボードをすることはできます!そこそこハードな動きも可能です。もちろん大きなジャンプなどはリスクが伴うので、話は別かもしれませんが、一般のスキーヤー・スノーボーダーが地形を飛んだり小さめのキッカーを飛ぶくらいなら問題ない、比較的有効な方法を紹介します。

  • 眼鏡の上からゴーグルをする
  • ゴーグル専用のインナークリップを使用する
  • 度付きのサングラスを使う

中でもLilaのおすすめは、「眼鏡の上からゴーグルをする」です。

眼鏡の上からゴーグルをする

シンプルですが、私はこの方法が一番快適でおすすめな方法です。眼鏡専用ゴーグルである必要はありません。これまでに眼鏡対応ゴーグル、曇り止めのファンがついたゴーグルなども試してきましたが、何せデザインがいまいちカッコよくない。スタイル的にNGでした。しかも、性能的にの通常ゴーグルでも問題ありませんでした。メガネのレンズがゴーグルの中に納まるのであれば、眼鏡対応とうたっているゴーグルでなくてもOKということがわかりました。

ポイントとなるのは、ゴーグル側ではなくメガネ側です。

・メガネのレンズがあまり大きすぎないこと
・フレームが横に出っ張っていない形状を選ぶこと
・レンズに曇り止め加工を施すとなおよし

ポイントはメガネの形状にあり

一番のポイントはフレームです。特に「テンプル(つる)」が伸びている部分の形状がポイントです。メガネのフレームは耳にかけるフレームが伸びている上部が広くなっているデザインが多いですよね。そこがゴーグルに干渉しやすいので、フレームのデザインを選ぶ時に、出来るだけシンプルで幅が小さいメガネを選べ必要があります。

私は、JINSのAirframeのモデルを使っています。このメガネをスノーボード専用にしていて、いざコンタクトレンズが使えないとなった時に使用します。

https://www.jins.com/jp/item/URF-19S-005.html

見ていただいてわかる通り、正面から見ると「テンプル(つる)」の部分が見えません。これがポイントなのです。レンズの大きさが小さくても、テンプルの付け根が横に出っ張っているとゴーグルと干渉してしまいます。

そしてレンズの形ですが、出来るだけ広い視野を確保するために、丸い形状がおすすめです。小さいレンズを選ぼうとすると横長で細いメガネに目がいきがちですが、スキーやスノーボードは滑っている時、常に視野を広くいろんな場所を見ています。レンズの幅が狭いと、特に足元を見る時にレンズから外れてしまうことがあるため、出来るだけ視野を広くとれる丸めのフレームが良いと思います。

また、このメガネの特徴は、Airframeとうたっているだけあってフレームが軽くて柔らかい。アクティブに動くシーンにも適しています。レンズに曇り止め加工をほどこせば完璧です!

メガネと合わせて使っているゴーグルは?

私が上記のメガネと合わせて使っているゴーグルは以下の3つです。普段から使用しているゴーグルの中で、上記のメガネをかけても干渉せずに問題なく使えたのがこの3つでした。

・DragonのD3
・OakleyのLINEMINER
・SpyのCrusher

共通しているのは、比較的横に長くレンズが大き目なことです。もしお手元に持っているゴーグルで大き目のレンズのものがあれば、試してみてください。


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OAKLEY オークリー ゴーグル LINEMINER L ラインマイナー エル OO7070-04 スキーゴーグル スノーボードゴーグル スノーゴーグル

23-24 SPY ゴーグル Crusher Elite: 正規品/スパイ/ メンズ/スノーボード/スキー/スノボ/snow

気になるレンズの曇りは?

そして気になるのはレンズの曇りだと思います。結論から言うと、私は問題なく使えています。今のところ、晴天、曇り、吹雪。どの天候でも一定の視界は確保できて、曇りで困ることはほぼほぼありません。

唯一、非常に天候が崩れて、大雪が降っている時に少し曇りを感じました。でも一緒に滑っていた周囲の人も同じように曇っていましたし、これは、メガネを使っているからではなく、天候によるものだと思われます。休憩時にしっかりレンズを乾かすなど、普通の曇り対策で対応できます。

ゴーグル専用インナークリップ

他の方法として、ゴーグル専用インナークリップを使う方法もあります。ゴーグルの中にレンズをはめ込む方法です。よさそうだなとは思うものの、注文してから手元に届くまでに時間がかかるため、「眼の調子が悪くなってコンタクトが使えない!!!」となった段階で検討しても、滑りに行くまでに手元に届かないのがネックです。そういうわけで、何回も検討しましたが一度も使ったことはありません。使っている方もいるようなので、ぜひそういった方のレビューを参考にしてみてください。


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度付きサングラスは必須

その他に用意しておいた方が良いものは、度付きのサングラスです。スキー・スノーボードを滑るだけではなく、バックカントリーや登山の際はサングラスが必要です。コンタクトが使えないときにサングラスをするためには、度付きのサングラスを使う必要があります。ですので、こちらも1つ用意しておいた方が良いでしょう。

番外編として、私はもう1つ、Zoffの「メガネとサングラスの2WAY Zoff NIGHT&DAY」という商品も愛用しています。こちらはメガネの上からサングラスのレンズを取り付けるタイプのもので、サングラスが必要ない時はメガネのまま歩いて、明るくなってきたらレンズを取り付けるというものです。とても調子がよいです。

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あと、持っておくとよいと思うのが、メガネバンドです。わたしはスノーボードのオフトレでジャンプの練習をする時、コンタクトが使えない場合にはメガネにこのバンドを付けてメガネが飛んだりずれるのを防止しています。こちらも必須アイテムです。

練習の時はヘルメットをかぶるので、見た目的にもまったく気になりませんし、メガネが固定されてとても快適に練習することができますよ!


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まとめ

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