はじめに
2025年10月4日、かねてから憧れていた「会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)」に登ってきました。 秋の紅葉が始まる季節。アクセスやコースの感想・現地の注意点など、これから会津駒ヶ岳に登りたい方のために参考になればと思います。
会津駒ヶ岳登山を選んだ理由
本当はアルプスのテント泊を予定していましたが、10月初旬は天候が不安定。南北アルプスが雨予報だったため、東北の方が天気が良さそう…となり、紅葉の名所として知られる会津駒ヶ岳へ! 併せて翌日は燧ヶ岳(ひうちがたけ)にも挑戦する計画を立てました。
道の駅で前泊&登山スタート
【アクセス・駐車場】
- 前夜出発、道の駅尾瀬檜枝岐で車中泊 夜7時に自宅出発、約5時間掛けて0時過ぎに道の駅到着。檜枝岐は遠かったけど、静かな夜で仮眠できました。
道の駅 尾瀬檜枝岐 · 〒967-0527 福島県南会津郡檜枝岐村見通1136−1
★★★★☆ · サービスエリア / パーキング エリア
- 駐車場は狭いので注意 登山口の最上部駐車場は20台未満ですぐ満車。道の駅で車中泊→早朝移動で、なんとか下段スペースに停められました。複数台で行く場合、道の駅で乗り合わせするのがおすすめ!
【トイレ情報】
- 登山口へ向かう道に最終トイレはありますが、車を止めるスペースがなかったと思います。私たちは、道の駅のトイレで済ませました。ここのトイレはキレイで快適でした。
いよいよ登山開始(5:30出発)
コースと道の様子
- 登りはじめは整備された階段。徐々に土の登山道に変わり、歩きやすく適度なアップダウン。
- 樹林帯の登りは長いですが、整備状態は良好。ペースを崩さず、のんびり歩けばOK。
- 危険個所は、特にありませんでした。
紅葉・絶景ポイント
- 樹林帯を抜けると、開けた草原のような場所にでます。すると目の前に**草紅葉がまさにピーク!**黄金色に染まる湿原が広がりました。そして長い木道が続いていました。

駒の小屋~会津駒ヶ岳山頂まで
- 草原の中の木道を進むと、駒の小屋が見えてきます。
- 休憩・トイレ・飲料水販売あります。(下段情報参照)
- ここから山頂まではさらに木道が整備され、最後まで歩きやすいです。
- 山頂は展望標識あり。周囲は木々に囲まれていますが、燧ヶ岳・至仏山・日光白根山、武尊山などが一望できました!
中門岳(ちゅうもんだけ)まで足を延ばそう!
- 山頂から木道経由で中門岳へ。草原と池塘(ちとう)の大パノラマが続きます。
- 片道40分、往復1時間半ほどの散策コース。アップダウン少なめで景色を楽しみながら歩けます。
- 山頂付近にベンチがあります。ここからの展望は抜群でした。ぜひ立ち寄るのがおすすめです。

下山は少し注意
- 下山は来た道を戻りました。途中赤土や滑りやすい箇所あり、下りは特に足運びに注意しました。登りで体力を使っているので、下りでこういう滑りやすい道で転んでケガのリスクが多くなると思いますので、改めて集中して下ります。
下山後のお楽しみ
- 地元の蕎麦屋「裁ちそば」で美味しいお蕎麦を堪能
- 温泉「燧の湯(ひうちのゆ)」で疲れを癒やし
- 檜枝岐村の観光スタンプラリーで地酒が当たる嬉しいサプライズも!
【注意点&アドバイス】会津駒ヶ岳登山に登られる方へ
駐車場
- 登山口駐車場は狭い&すぐ満車。早朝または前泊推奨。下段スペース、沿道にも駐車可。
トイレ
- 登山口から駒の小屋までトイレなし。道の駅利用推奨。
木道
- 木道は幅が狭い場所が多く、踏み外し注意!
- 特に、景色に見とれて歩きながら写真を撮ると危険なので、「立ち止まってから写真を撮る」ことを意識するのがよさそう。
- 雨や露で滑ることもあるので、滑り止め靴がおすすめ。
私が実際に使った靴です。比較的、軽くてゴアテックスでコストパフォーマンスはいいかと思います↓
レディースでは、こちらもゴアテックスでコストパフォーマンスがいいと思います↓
水場
- 駒の小屋でペットボトル水の販売あり(2025年時点は公式情報要確認)。
- 行動中の飲料は持参を基本に。
まとめ|会津駒ヶ岳は秋の紅葉登山に最適!
初秋の会津駒ヶ岳は、草紅葉と絶景パノラマが楽しめる日本百名山のひとつです。 アクセスや駐車場事情、木道での注意点など、今回の記録が皆さんの山行計画の参考になれば幸いです!